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こんにちは!
顧客様の90%がクセ毛さん。広島市中区の自分もクセ毛な美容師ニコです。
2020年の(広島市の)成人式を1か月後に控えて、クセ毛のみではなく、振袖着付けの練習にも力が入ってきています。
そこで今日は、2019年の成人式の振袖のお仕事の時に感じたことを、
着付けに携わる者、髪の毛に携わる者としてかいていきます。
成人を迎える方の、やりたいヘアスタイルを考えるときの参考になればいいな。と思います。
思い返したら、私、広島で着付けを練習し始めた時はこんなことも分からなかったんですが、今は感じられるようになりました。
今、ヘアアレンジの流行りもあって、
フロント、サイド、バックに後れ毛を作ってするアレンジ、多いと思います。
私もするし、お客様にもさせてもらいます。
洋服やドレスの時は良いと思います。
フロントとサイドの後れ毛は洋服、ドレス、振袖、良いと思います。
ただ、
バックの後れ毛(後ろに出して、前からチラッと見える感じ)は、振袖や、着物に関してはない方が良いなと感じました。
振袖の襟(衣紋)はこんな風にします。
↓

普通の洋服よりも、抜くし、シャツ等の襟と違い、硬く、立っています。
ここに、バックや、襟足付近に後れ毛があると、襟の中にはいってしまうし、
首を動かす度にグチャとなっていきます。
せっかく作った後れ毛の良さが出ません。
そして、大体の方がファーをまといますよね。
ファーの中に巻き込まれているときもありましたね。
なので、
見えないし、襟(衣紋)やファーを意識して、後ろの後れ毛はオススメしません。
次にヘアスタイル。
モデルになってくれた、写真の友人は短めのボブ。
↓

結構短めなんですが、髪の毛はこのぐらいの長さでも襟にはしっかりかかります。
なので、まとめるのにもダウンスタイルが流行ってる今、洋服用のダウンスタイルをする時、振袖の時は、ほんの少しだけ注意が必要です。
簡単です(^ー^)
やりたいダウンスタイルが見っかったら、後ろの首にかかる部分を、2センチ上にあげる。
これだけです。
ダウンすぎると、ファーにあたって、グチャグチャになったりしますし、
襟(衣紋)が凄く詰まってるように見えて、窮屈にみえます。
(※袴は別です※)

昔の着物をやってない時なら、こんなこと思わなかったかもしれませんが、
今、着物と髪の毛、両方に携わることで、こうゆう視点を持てたので、的確なアドバイスできるようになりました。
着物は、正面の襟合わせや、後ろの襟(衣紋)の抜きかたで、その人の良さや年齢の美しさを出すので、
是非、頭のすみにでもおいといてください(^ー^)


ニコ

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